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投信積立とは?積立型投資信託のメリット・デメリットを解説

 

 

悩んでいる人

積立型投資信託を始めたいけど、よくわかってない
投資信託が、本当に儲かるのか不安

 

こんなお悩みを解決します!

 

本ブログを読むと、積立型投資信託の仕組みやメリット・デメリット、本当に儲かるのかがわかります。

 

私は、現在、30代サラリーマンで、投資とは全く関係のないアプリ会社のWEBマーケ担当として働いています。

そんな、投資シロウトのわたしが、投資信託を始めてわずか一年で、貯金ゼロ→自己資産100万円を達成し、現在も、大した手間もかけずに、着々と自己資産を増やしています。

みしぇる

 

積立型投資信託とは?

 

積立型投資信託とは、金融商品である投資信託に毎月、一定金額を投資していく方法です。

基本的に、最初に投資頻度と金額を設定すれば、自動的に銀行口座から引き落とされる仕組みになっています。

私の場合、6万円が毎月給料日の翌日に自動的に投資信託へ投資されるように設定しています。

つまり、年間で、ボーナスなども含めると100万円ほど投資をしている計算になります。

ちなみに、投資信託では、手数料を支払う代わりに投資の専門家が決められた運用方針に従って、あなたの投資資金を株式や債券に勝手に、振り分けて運用してくれます。

そのため、投資の知識に乏しい投資初心者でも、低リスクで、手間をかけずに、投資ができる金融商品です。

 

積立型投資信託のメリット

 

積立型投資信託は、その商品設計上、将来のための資産を低リスクでつくっていける金融商品です。

また、投資未経験の初心者の方に特におすすめです。

主なメリットは下記4つです。

 

積立型投資信託のメリット

  • 自動積立
  • 少額から投資可能
  • 手間いらず
  • 低リスク

 

自動積立

 

個人的には、積立投資信託の最大のメリットは、自動積立だと思っています。

みなさんは、パーキンソンの法則をご存じでしょうか?

パーキンソンの法則では、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」と言われています。

つまり、人間というものは、お金があればあるだけ使ってしまうので、貯金ができないということです。

みなさんもこのような経験はないでしょうか?

 

毎月5万円貯めようと頑張って節約してたのに、給料日前には、結局使ってしまって、なかなか貯金できない、、、

給料上がったから貯金できると思ったら、支出が増えただけ、、、

 

私も、こんな感じで、なかなか貯金できず、30歳で貯金ゼロという非常に惨めなサラリーマンでした。

しかし、積立型投資信託を始めた途端、たったの1年で100万円ほどの自己資産をつくることができました。

給料が振り込まれたと同時に引き落とされているので、存在しない収入として考えられるようになり、苦もなく、貯金ができるようになりました。

投資信託なので、厳密には貯蓄とは違いますが、将来のための資産形成として、この積立部分が最大のメリットだと思います。

 

少額から投資可能

 

投資と聞くと、大金をやり取りするイメージの方も多いですが、積立型投資信託では、100円から投資することも可能です。

実際、企業の単一株を購入する株式投資だと、100株単位でしか購入できないなどの決まりがあり、最低でも10万円からしか投資できないということになり、ややハードルが高いです。

しかし、投資信託では、複数の投資家から投資資金を集めて、合算して投資しているので、少額でも投資が可能になっています。

投資が初めてで、いきなり数万円投資するのが怖いという方は、とりあえず100円で、投資信託を買ってみて、慣れてきたら金額を増やしていけばよいのです。

また、楽天証券では、楽天ポイントでの投資も可能なので、一切、自分の現金を減らさずに投資することも可能です。

楽天ユーザーの方は、まずは楽天証券で口座を開設して、ポイント投資を始めて見るのも良いでしょう。

 

手間がかからない

 

先述したように、投資の専門家が代わりに運用してくれるので、FXや株式投資のように毎日、チャートや株価を追って売り買いを繰り返すというようなことは一切必要ありません

また、投資信託ごとに、どのくらいのリスクとリターンで運用されるかが決まっているので、初めに、正しい投資信託を選んで始めさえすれば、あとは、基本、ほったらかしでOKです。

私も3つほどの投資信託を選んで、毎月の投資配分を最初に決めたあとは、ほとんどほったらかしで、思い出したときにどのくらい増えているか見るくらいです。

 

低リスク

 

積立型投資信託は、その商品設計と運用方法で、そもそもの投資リスクが抑えられるようになっています。

その理由は下記2つです。

 

積立型投資信託が低リスクな理由

  • 分散投資
  • ドルコスト平均法

 

分散投資

 

投資の世界では、「卵は一つのカゴに盛るな」という言葉があります。

つまり、複数の投資先を持つことで、リスク分散することを言っています。

例えば、100万円を投資する際に、全額をA社の株に投資した場合、その一社が倒産すれば、投資資金すべてが失われます。

しかし、100万円をA社の株とB社の株、そして、日本の国債に分散して投資すれば、たとえA社が倒産しても、B社と国債の投資資金は残るため、リスクを低減できます。

仮にB社の業績が良く、株価があがれば、A社が倒産しても100万円以上の資産を手に入れることもできるかもしれません。

投資信託では、投資の専門家が特定の運用方針に従って、複数の投資先に資金を振り分けているので、そもそもの商品設計で上記のリスク分散が行われているのです。

 

ドル・コスト平均法

 

また、積立型投資信託の一定金額を毎月積み立てていく投資方法のことを「ドルコスト平均法」と言い、こちらもリスク低減に一役買っています。

ドルコスト平均法では、投資時期を分散することによりリスクを低くすることができています。

例えば、ある時期に一括で100万円を投資したとします。

その場合、その時期がたまたま、投資信託の価値が高く、その後、価値が下がっていけば、投資資金はみるみる内に減ってしまいます。

しかし、20ヶ月かけて、100万円を毎月5万円ずつ投資していくと、価値が高い時期もあれば、低い時期もあり、その後、経済の状況により株価が変動しても、特定の時期に投資した分は損をしても、別の時期に投資した分は得をすることになり、リスクを抑えることができます。

また、ドルコスト平均法では、毎月同額を投資するため、投資信託が高い時期は、口数が少なくなり、安い時期は口数が多くなります

それにより、総じて、自分の保有する投資信託の口数は、安い時期に購入したものが多くなり、1口あたりの平均購入価格が安くなるようになっています。

投資は、安く買って、高く売ることで利益を出せるので、平均購入価格が安くなれば、より確実に利益をだせるようになります。

 

積立型投資信託のデメリット

 

メリットの多い積立型投資信託ですが、もちろんデメリットもあります。

主なデメリットは下記3つです。

 

積立型投資信託のデメリット

  • 手数料がかかる
  • 税金がかかる
  • 元本保証がない

 

手数料がかかる

 

投資信託では、投資信託を「買うとき」と「売るとき」、そして「保有している間」にそれぞれ手数料がかかります。

まず、買うときは、購入手数料がかかります。

目安としては、投資金額の0〜3%です。

仮に100万円投資して、購入手数料が3%だった場合、よく確認せずに、投資してしまうと、投資信託を始めた時点で、投資資金が3万円減っていることになるので注意が必要です。

ネット証券で口座開設して投資すると無料のことが多いので、投資信託を始める際は、ネット証券をおすすめします。

売るときは、信託財産留保額という手数料が発生します。

通常、売るときの価格の0〜0.5%ほどですが、よく確認しないとそれ以上の割合で設定されていることもあるので、しっかり確認しましょう。

そして、最後に、投資信託を保有している間中、常にかかる信託報酬という手数料があります。

信託報酬は、投資信託の運用会社や関連会社に支払いますが、運用や書類の作成などの代行手数料と考えておけばよいでしょう。

年率0.01%〜3%以上と信託報酬ごとに差があるので注意が必要です。

しかも、購入手数料や信託財産留保額と異なり、毎年、投資金額から引かれるので、10年、20年と長期で見るとかなりの金額になるので、最もリスクになりえるコストだと思ってください。

信託報酬が高ければ、良い運用で、より確実に儲かるという話でもないので、信託報酬は低ければ低いほうが良いと思っておいてよいです。

 

税金がかかる

 

投資信託では、投資から得た利益に対して、20.315%の税金がかかります。

仮に、100万円投資して、110万円で売却した場合、10万円の利益ですが、税金を差し引くと実際に受け取れる金額は、8万円以下です。

コストもリスクなので、なるべく払わないに越したことはありません。

そこで、おすすめが、NISA、もしくはiDeCoの口座で投資信託を始める方法です。

NISAやiDeCoでは、国の税制優遇制度により利益に課される税金がゼロになるので、利益がそのまま自分の手元に残ります。

投資期間や投資上限金額が決まっていたりと多少の縛りはありますが、この優遇制度を利用しないという選択肢はないでしょう。

下記記事でNISAとやiDeCoについて説明しているので、ぜひ参考にしてください。

 

NISAとは?初心者につみたてNISAをおすすめする理由

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企業型確定拠出年金とは?効率的に貯蓄したいならやらなきゃ損!

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元本保証がない

 

銀行預金では、資産が預けた金額以下になることはありませんが、投資信託は、金融商品なので、投資信託の価値が下がれば、損をすることもあります

株式投資やFXのように全資産を失うような極端な損失はないかと思いますが、リスクは、ゼロではないことを認識した上で始めましょう

 

投資信託の選び方

 

投資信託でも、損をする可能性はあると言いましたが、そのリスクを避けるための正しい投資信託の選び方を覚えておきましょう。

下記記事で紹介している各項目をしっかり抑えて、投資する投資信託を選んでみてください。

 

投資信託の選び方を解説!見るべきポイントを紹介

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また、記事でも書いてますが、証券会社のセールスマンや銀行員の方など、投資信託を売ることで利益を得る「利害関係がある方」にすすめられた商品にそのまま投資するのは危険です。

利害関係がある以上、より儲けがでる、つまり手数料が多く取れる商品を売ってくる可能性があります。

いくらこちらが情報武装していても言葉巧みに説得されるので、自分で選んで手数料の安いネット証券で、投資することをおすすめします。

 

本当に儲かるのか?

 

投資をする以上、儲かるかどうかが最も重要なポイントです。

結論から言うと儲かります。

ただし、私がここで言う「投資信託で儲かる」の意味を理解して頂く必要があります

投資信託は、低リスクで着実に資産を増やせる方法ですが、決して短期間で、自己資産が2倍、3倍と増えていくものではありません

投資信託の中にはそういう銘柄もありますが、それらは株式投資やFXと同様、ギャンブルのようなもので決して私が推奨するものではありません。

私のいう「投資信託で儲かる」というのは、20年〜30年かけて、自分の余裕資産を毎月数万円ずつコツコツ積み上げていき、将来的に自分の預けた金額の1.5倍〜2倍以上にまで、資産を着実に増やしていく方法です。

20〜30年の長期運用であれば、資産を着実に増やせるといっている理由は2つあります。

まず、私は、経済全体に投資するインデックスファンドの投資信託を推奨していますが、世界経済は、一時的な上がり下がりはありますが、数十年単位でみれば、確実に成長するため、長期保有することで、自分の保有する投資信託の価値もあがるということです。

また、長期保有することで複利効果の恩恵が受けられます。

複利効果とは、投資して得た利益を再投資することで、更に利益が大きくなり資産が雪だるま式に大きくなることを言います。

この効果は長期であれば長期であるほど大きくなるため、インデックスファンドのように年率の低い投資信託でも大きな資産をつくることができます。

 

ここでは、インデックスファンドの詳細については、割愛しますが、興味のある方は下記記事を参考にしてください。

 

投資信託のインデックスファンドとアクティブファンドとは?

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まとめ

 

今回は、積立型の投資信託である投信積立の仕組みやメリット・デメリットについて説明していきました。

お金の教育を受けていない日本では、投資と聞くと、拒絶反応を起こし、銀行に預金するにとどまる方が多いですが、アメリカでは、投資信託で、将来の資産を形成していくのが、あたりまえとなっています。

そのため、日本でも、NISAやiDeCoなどの優遇制度を設けて、年金に頼らずに自分で資産形成をしていくように国が促進してますが、なかなか浸透してないのが現状です。

この記事を読んで、より多くの方が将来を有意義に過ごすために、より安全な投資を始めてくれればと思います。

 

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