こんなお悩みを解決します!
この記事の内容
- つみたてNISAで楽天証券をおすすめする理由
- 楽天証券でおすすめの銘柄
この記事の信憑性
この記事を書いてるぼくは、つみたてNISAやiDeCoなどで資産運用をし、1年で貯金ゼロ→自己資産100万円を達成しました。
現在も、老後資金1億円に向けて、大した手間をかけずに着々と自己資産を増やしています。
つみたてNISAは、将来の資産形成のために、初心者でも投資に参加できるようにと国が推奨する制度です。
参考:「つみたてNISA(積立NISA)のメリット・デメリット「貯金よりもおすすめする理由は?」」
つみたてNISAを始めるためには金融機関で口座を開設する必要があります。
しかし、つみたてNISAを取り扱っている金融機関は、JAや信用金庫、銀行、証券会社など色々あるため、どこで始めたら良いのかお悩みの方も多いと思います。
そんな方は、ネット証券の中から選ぶようにしましょう。
参考:「銀行、証券会社?つみたてNISA(積立NISA)の口座開設におすすめの金融機関を解説」
特に「楽天証券」は、すべての方に一番におすすめしたいネット証券です。
今回は、楽天証券のおすすめポイントと楽天証券で選ぶべき銘柄をご紹介します。
この記事を読み進めてもらえると、楽天証券で口座を開設すべき理由とおすすめの銘柄がわかります。
もくじ
1. つみたてNISAで楽天証券をおすすめするポイント
楽天証券は、インターネット専業の証券会社で、楽天グループのひとつです。
1999年からサービスを開始し、口座数はSBI証券に次いで2位ですが、楽天市場を中心とした楽天経済圏の強みを活かし、年々ユーザー数を増加させています。
数多くあるネット証券の中で、楽天証券をおすすめするポイントは下記4つです。
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- 他サービスとの連携メリット
- 銘柄数が多い
- 少額から投資可能
2. 楽天証券のおすすめ①:楽天ポイントが貯まる・使える
楽天証券でつみたてNISAを利用すると楽天ポイントを貯められるだけでなく、投資資金としても使えます。
しかも、投資信託の購入時にもポイントが付与されるのは楽天証券だけで、ポイント面で最もお得なネット証券といえます。
2−1. 購入時と保有時に楽天ポイントが貯まる
楽天証券でポイントが付与されるタイミングは2つ。
投資信託を購入する時と保有している時です。
購入時にポイントをもらうためには、積立資金を楽天カードからの引き落としに設定する必要があります。
楽天カードからの引き落とし設定が完了すると、積立金額の1%分のポイントが毎回もらえます。
購入時にもポイントがもらえるのは楽天証券だけなので、これほどお得な証券会社はありません。
また、保有しているだけでも毎月ポイントがもらえます。
「マネーブリッジ」いう楽天銀行と楽天証券の口座を連携するサービスを設定して、「楽天銀行ハッピープログラム」に登録すると投資信託の保有金額10万円ごとに毎月4ポイント受け取ることができます。
「マネーブリッジ」に連携してない方も、投資信託の残高50万円以上で下記のように月々の保有金額に応じてポイントが付与されます。
保有時のポイント獲得条件
項目 | 内容 |
獲得条件 |
条件1:毎月月初時点で、投資信託残高を50万円以上保有していること
条件2:毎月月末時点で、投資信託残高を50万円以上保有していること |
付与サイクル | 毎月 |
付与タイミング | 翌月末 |
ポイント獲得に必要な残高 |
(毎月末時点)
50万円以上~200万円未満:50ポイント 200万円以上~400万円未満:100ポイント 400万円以上~600万円未満:150ポイント 600万円以上~800万円未満:200ポイント 800万円以上~1000万円未満:300ポイント 1000万円以上~2000万円未満:500ポイント 2000万円以上:1000ポイント |
最初の設定に手間はかかりますが、下記の3つを設定すればあとはほおっておいてもどんどんポイントが貯まっていくので使わない手はないでしょう。
- 楽天カードからの引き落とし設定
- マネーブリッジによる口座連携
- ハッピープログラム
2−2. 楽天ポイントで投資ができる
楽天証券では、ポイントを貯めるだけでなく、投資資金としても使えます。
投資信託の投資資金の一部またはすべてに、楽天ポイントが利用できるため、現金を一切使わずに投資することも可能です。
現金の節約にもなるので非常に便利なサービスですし、まだ投資に抵抗がある方にもおすすめです。
3. 楽天証券のおすすめ②:他サービスとの連携メリット
ポイント以外にも楽天経済圏の強みを活かした他サービスとの連携メリットもあります。
3−1. 楽天市場のポイント還元率アップ
楽天市場では、楽天の関連サービスの利用状況に応じて、買い物時のポイント還元率が上がるスーパーポイントアッププログラム(SPU)と言う制度があります。
楽天証券もこのSPUの対象サービスなのです。
楽天証券を利用して、ポイントアップするためには、下記2つの条件を満たすだけ。
- 楽天証券で月1回500円以上のポイント投資をする
- 楽天スーパーポイントコースを選択
500円以上のポイント投資とありますが、こちらはポイントと現金あわせて500円以上という意味なので、500円分丸々ポイントで投資しても良いですし、ポイントを1ポイント、楽天カードから499円でも問題ありません。
ぼくは、楽天カードからの引き落としでもらえる1%のポイントを最大限まで増やすためにポイントは最小限の1ポイントのみにして、その他の積立金額はすべて楽天カードから積み立てる形にしてます。
現状のところこれが最もポイントが貯まる方法なのでおすすめです。
3−2. 楽天銀行との連携で預金金利アップ
楽天銀行と楽天証券の口座を連携する「マネーブリッジ」には、ポイントがもらえる以外にもメリットがあります。
連携することで楽天銀行の普通預金金利(利子)が通常の0.02%/年(税引前)→0.1%/年(税引前)と5倍に引き上がります。
大手銀行の普通預金の金利は、0.001%程度なので100倍の差になり、破格の金利です。
楽天銀行は、ネット銀行なので不安な方もいるかもしれませんが、ATM手数料や振り込み手数料が無料になったり、かなり使い勝手が良いので楽天証券用の口座でも良いので、ひとつ持っておくと良いと思います。
4. 楽天証券のおすすめ③:銘柄数が多い
2020年6月時点で、金融庁がつみたてNISAで指定している銘柄数は、182本です。
楽天証券では、そのうちの158本を扱っており、SBI証券に次いで、2番目に取扱銘柄数が多いネット証券です。
人気の投資信託は、ほとんど抑えられており、銘柄選びには困らないかと思います。
ネット証券別取扱銘柄数(2020年7月時点)
- SBI証券:162本
- 楽天証券:158本
- 松井証券:154本
- マネックス証券:150本
5. 楽天証券のおすすめ④:少額から投資可能
楽天証券では、最低100円と少額から投資可能です。
つみたてNISAでは、一定の頻度で一定の金額を積み立てますが、その際の積立金額は、継続できる無理のない金額に設定することが重要です。
なぜなら、10年、20年と長期に運用することが、より低リスクに資産を増やす方法であり、継続が大事だからです。
少額投資ができる楽天証券は、それぞれの収入の状況に応じて、積立金額が設定できるため、長期的に投資を継続するのに最適な金融機関だと言えます。
つみたてNISAにおいて、短期で引き落とすことになる状況は、損をする可能性を引き上げるので、最低投資金額の低い楽天証券をおすすめします。
6. 楽天証券のおすすめ⑤:日経新聞が「無料」で読める
楽天証券で口座を開設すると「iSPEED」という楽天証券用のアプリから無料で日経新聞が読めます。
2020年7月時点で日経新聞の価格は、電子版で月額4,277円(年額51,324円)とインターネット代にも匹敵する固定費です。
情報がタダの時代なので、ここにお金を払うなら投資資金に回したいくらいですが、日経新聞には有益な情報が多いので仕方なく払ってる方も多いかと思います。
しかし、この有益な情報が楽天証券で口座を開設するだけで無料で閲覧できてしまうんです。
1つ注意点は、過去3日分の記事しか見れないという点ですが、毎日のように新聞を読む人であれば特に問題ないかなと思います。
7. 手数料は気にしなくてよし
つみたてNISAで投資する投資信託には手数料がかかります。
手数料は、買う時にかかる購入手数料と売るときにかかる信託財産留保額、そして保有している間中に運用代行代として支払う信託報酬の3つです。
通常であれば購入手数料は証券会社によって大きく異なるため、口座を開設する金融機関の手数料をよく比較して決める必要がありますが、つみたてNISAでは金融庁が一律無料としているため気にする必要はありません。
また、信託報酬については金融機関ではなく銘柄ごとに指定されているので銘柄数の多い楽天証券では心配する必要はないでしょう。
8. つみたてNISA、楽天証券おすすめ銘柄まとめ
おすすめの銘柄の選び方については、下記記事を参考にしていただければと思いますが、楽天証券で投資可能なおすすめの銘柄を3つご紹介します。
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つみたてNISAのおすすめ銘柄は?初心者が選ぶべき銘柄と選ぶ基準をわかりやすく紹介
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8−1. おすすめ銘柄1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
この投資信託は、世界経済全体に投資できるインデックスファンドですが、下記3つの点で、つみたてNISAで最もおすすめしたい銘柄です。
- ひとつで全世界株式に分散投資できる
- コストが最低水準
- 株式のみなので、高いリターンが見込める
信託報酬は、0.1144%(2020年7月時点)とつみたてNISAで取り扱っている全世界株式のインデックスファンドの中でも、1位、2位を争う安さですが、人気が高く、純資産総額が高いため、今後ますますコストが下がる可能性もあります。
初心者の方は、とりあえずこの銘柄を選んでおけば、間違いなしです。
8−2. おすすめ銘柄2位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
この銘柄は、米国の代表的な株価指数であるS&P500に連動する投資成果を目指す投資信託です。
米国の経済は、ここ数十年堅調に伸び続けているため、世界株式よりも、もっと大きく資産を増やせると信じて、投資する米国株式ファンの投資家の方も多くいます。
(世界株式VS米国株式論争があるくらい、、、)
しかも、米国S&Pの指数と連動する投資信託の中で、コストが最低水準のため様々な銘柄ランキングで1、2位にくる人気銘柄です。
8−3. おすすめ銘柄3位:楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)
世界株式のインデックスファンドに債権を組み合わせた投資信託です。
株式のみの「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と比べると期待リターンは低くなりますが、より低リスクな資産運用がしたいという方にはおすすめの銘柄です。
信託報酬も、0.24%(2020年7月時点)なので、許容範囲かと思います。
9. まとめ:楽天証券は一番おすすめしたいネット証券
今回は、楽天証券のおすすめポイントと楽天証券で選ぶべき銘柄をご紹介しました。
口座開設数や銘柄数などSBI証券にやや劣る部分もありますが、SBI証券の方が良いと言えるほどの違いではありません。
むしろ、積み立て資金の決済に楽天カードを使ってポイントが貯められるメリットはかなり大きく、他のネット証券にはない唯一無二のものでしょう。
また、日経新聞の無料購読のメリットも考えると一番におすすめしたいネット証券会社です。
(ぼくも、つみたてNISAのために楽天証券の口座を利用しています。)
迷っている方は、楽天証券にしておけば間違いないので、ぜひ検討してみてください。